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<ネタバレ> SFにはやはり他のジャンルにおけるような「クラシカルな名作」はありえないんですね。どんな名作でも「制作年度を考えれば」という留保条件をつけなければなくなるということが、よくわかる映画でした。
原始時代、あるいは宇宙船、宇宙ステーションの描写まではよかったんですが、コンピュータの描写とかどうしてもね。
原始時代のモノリスをきっかけにしての進化は、随分考えるものがありあましたし、現代編のスペースシャトル、宇宙ステーション等は頑張って作ってるなと。
ただ、自分などは原作読んでるから「あ、スターゲイト」「ほらスターチャイルド」と理解できたわけですが、原作未読の人にとってあのラストは?
いかに凝った画面であろうと映画単体だけで理解されないのは、いかがなものかと
あと、今回強く感じたのは、原作者、製作者の神に対する信仰。
人類の理解を全く超えた存在があり、それが人間の進化に手を差し伸べる。
キリスト教社会に生まれ育った人間にとっては、何の無理もない発想なんでしょうが、
私のように全く無信仰の人間には、今三ピンときませんでいた。[良:1票]