感情を抑制できない、まさにガンマ線のように強烈な母と二人の娘 .. >(続きを読む)
感情を抑制できない、まさにガンマ線のように強烈な母と二人の娘の日常を描いた問題作。
気が強く奔放な姉と違い、大人しい妹は母に感情をぶつけることもできず、日々黙々と科学の勉強に励む姿に悲哀や孤独を感じる。
この母親がほんとに良いとこなしで、ひどさだけが目に付き気分が悪くなる。さらに過去に見た数々の作品の中でもトップクラスの後味の悪さ。
ただ、こんな話を思いつくこと自体はすごいと思うし、テンポも良くストーリーもしっかり練られていたので評価が難しいところ。