<ネタバレ>「難病もの」って実はすごく難しいと思います。なぜなら泣かせの .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>「難病もの」って実はすごく難しいと思います。なぜなら泣かせの定番になっていて、そこに焦点を当てるとどうしても典型的になって、白けてしまう気がするのです。
その難しさを乗り越えて、この映画は実に感動的に仕上がっています。
ラストの花火、それは亡き妹への贈り物。妹からこの日のために友達に託してあった「オレンジ色の花火の色紙」。いままでの登場人物が花火会場に集まり、妹のために頑張った兄にも地域の方たちが花火をあげる。この上ない最後は涙に涙。
これは花火に思いを託すひとたちに感動する優れた日本映画です。[良:1票]