<ネタバレ>大島渚監督の遺作ですが、何というか、テーマと言い、スケールの .. >(続きを読む)
<ネタバレ>大島渚監督の遺作ですが、何というか、テーマと言い、スケールの小ささ(誉め言葉です)と言い、映画全体を覆うザラついた空気と言い、デヴィット・クローネンバーグの映画を見ている様でした。
キャストはビッグ・ネームばかりなので、そこがまたアンバランスというか・・・
最近は関西圏でしかほとんどお見掛けしなくなったトミーズ雅なんかほとんど主役だし。
観客を置いてけぼりにする演出と、過剰なまでに説明的な部分が混在し、とても不思議な印象で、内容としてもそこまで面白くないんですけど、トータルでは脳裏に残る映画だったと思います。