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内容が内容だけに、当時の国鉄の協力が思うように得られなかったこともあり、ミニチュアでの撮影部分があったりで、映像的には弱点は否めない。しかし、ストーリーとしては非常に面白く、緊迫感もなかなかのものです。しかけは後の「スピード」と同じだけど、新幹線なので東京~博多間と距離が限られ、許容最低速度を守っても時間が限られている。その時間内に時限爆弾の解除と犯人逮捕を目指すスリリングな展開に目が離せない。キャストが非常に豪華ですが、個人的には苦悩する運転指令室長を演じる宇津井健が忘れられない。個人的には、邦画のパニック映画ではいまだにこの作品を超えるものはないと思う。