行きつけの名画座でトニー・スコット作品2本立ての1本目として .. >(続きを読む)
行きつけの名画座でトニー・スコット作品2本立ての1本目として鑑賞しました(2本目は『トップ・ガン』)。無人の暴走列車を止める、ただそれだけの作品です。止める役がデンゼル・ワシントンという時点で人類は安泰ですが、手振れの映像、緊張感を煽る音楽、細切れのカットなど、スコット節が炸裂し手に汗握る作品に仕上がっています。巨大な鉄の塊である機関車が画面にのしかかるように映る様は、3Dでなくとも映画ならではの迫力を体感できます。ハンバーガーを食べながら観るには最適な作品ですが、それ以上の感興が沸かないのも事実でした。ところでデンゼル・ワシントンの相棒役のクリス・パインはリメイク版『スタート・レック』で主役を張っていた彼ですね。『トップガン』で登場する空母がエンタープライズだったり、何とも感慨深いものがありました。