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<ネタバレ>エンディングの門口の外に向かうフレーム内フレームがすばらしくいい。つまり家庭の外にしかいられない無頼の徒ジョン・ウェインということ。先住民に襲われる白人の恐怖が迫真に描かれて迫力があるが、いまやわれわれは先住民の側から観てしまう。先住民こそほんとうに怖い目にあったのだ。1956年といえば、冷戦たけなわで、ハリウッドの赤狩りが吹き荒れたあとあたりか。この映画の排除されるコマンチ族とはだからコミュニストのことでもある。