<ネタバレ>駄作オンパレードの平成シリーズ全作を束にして葬りさるくらいの .. >(続きを読む)
<ネタバレ>駄作オンパレードの平成シリーズ全作を束にして葬りさるくらいのクォリティの高い作品でした。
作家性と娯楽性が見事なバランスで結実していました。
カメラワーク、フレーム内レイアウトなど絵作りが味深く重厚。
きをてらわない、地に足の付いた演出力は特筆すべきものでした。
そして、新しいもんをつくるというから、
あのテーマ曲はゆめゆめ期待していませんでしたが、伊福部御大の旋律が炸裂の巻でした。
若干スマートなアレンジが施されているものの、アドレナリン出まくりでした。
こうこなくちゃと、がぜん盛り上がりましたよ、もう。
そして、エンドクレジットで皆さんご存知のマーチをメドレーでフルコーラス聴けた幸福!
「時計じかけのオレンジ」のエンドクレジットで劇中で主人公が歌ったスタンダードナンバーのオリジナルを
たっぷり聞かせたように、そのセンスにやられたと思いながら、至福の時間を過ごしました。
ほんまに大満足やわあ、うちら!
文句なしに10点満点を安野モヨコさんのご主人に献上させていただきます。