<ネタバレ>妻夫木聡がまったくかっこ良くなくただの地方のヤンキー面を、深 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>妻夫木聡がまったくかっこ良くなくただの地方のヤンキー面を、深津絵里が垢抜けない地方の色気のない女性を演じきったことが素晴らしい。その他、柄本明、松尾スズキそして樹木希林の「主人公」を囲む環境がどのような世界か示す様も強い説得力を持ち見ごたえがあった。最後の「祐一」が「光代」を殺そうとしたのか、「光代」の罪を抹消させるための演技として首絞めを行ったのか考えさせられ、その後の「光代」の生活景色を描いた点も興味深かった。原作を是非読みそれぞれの心情を更に深く知りたい。