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<ネタバレ>どちらかというと障害者や病に冒される話って苦手意識があって、敬遠しがちなんです。だって病気って時点ですでに何かしらの感情を求められるわけで、それってちょっとずるいな~って思っちゃうんです。でも結局、気になる作品は観ちゃうんですけど。
でこの作品。予告編と主演の大泉洋のおかげもあり、わりとラフなスタイルで観ることができた。半ばコメディチックな要素も期待してたから、良い意味で気楽に物語の世界に入り込むこともできた。
でもそれが逆に感情のほぼ全てを映画の世界に取り込まれ、気が付いたら涙腺がやばいことに。いやぁ~まいったまいった。演出が憎らしいくらいわざとらしくないし、泣いてくださいって押し付けがましくもない。これがいいんですよ。演出もさることながら、演者のみなさん全て素晴らしくって、特に高畑充希ちゃんはもう本当に上手すぎ。エッちなビデオで男性がなにをするのかってきくとこや、オッパイを触らせてあげるとこ。あんだけ自然体でやられちゃうと全然やらしくないし、むしろ爽やかにさえ感じてしまう。友達以上恋人未満な雰囲気というかオーラの出し方もマジ天才。ああいう接し方って男性は勘違いしちゃうんだよな~。
生きるっていうのは迷惑をかけあうことなんだ。この言葉にハッとさせられました。ありがとう。良い映画でした。