碇ゲンドウは現代人の闇そのものだった。観ていて胸の奥がチクチ .. >(続きを読む)
碇ゲンドウは現代人の闇そのものだった。観ていて胸の奥がチクチクと痛んだ。やるせなくて切なくて、そうだ、自分もゲンドウなんだって。他人と距離を置き、他人と関わらず、自分だけの世界にいることの楽さ。でも人は人を求めてしまう。愛してしまう。愛は強くその反面、狂気となる。わかっていてもどうにもならない、どうにもできない。
エヴァンゲリオンには人の全てがあった。
こんな奥深い作品をこの世界に産み落としてくれて、ありがとう。
ソーシャルディスタンスのせいで、人と仲良くなるおまじない、ができないことが悔しいです。
時間を置いてもう一度、観に行く...。