ソビエトの偉大なる映画詩人アンドレイ・タルコフスキー監督のS .. >(続きを読む)
ソビエトの偉大なる映画詩人アンドレイ・タルコフスキー監督のSF作品。
バッハのコラール「主イエス・キリストよ、われ汝に呼ばわる」BWV639を
耳にする度にこの作品を思い出します。
彼の作品では「水」をテーマにした?映像が効果的に使われています。
本作でも冒頭付近に幻想的な雰囲気を放つシーンに使われています。
また未来都市を描くために東京の首都高速道路を撮影場所に選んだのも面白い。
SF作品というよりは抒情的な面が強い作品で、ハマれないとちょっと辛い作品かも。
どっぷりとハマってしまえば耽美な世界に包まれるでしょう(笑)
私が一番好きなのは図書室の無重力シーン。10分くらい撮って欲しかったなあ。
ラストも大好きです。「選んだ」ということだと理解してます。
実在するならば、私も骨を埋めたい場所がこの「惑星ソラリス」です。