<ネタバレ>コクバーン、マティ、ラビーフ目が離せなかったですね。
少女 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>コクバーン、マティ、ラビーフ目が離せなかったですね。
少女の行動力や大人に物怖じしない感じ、物語の全編にわたって、貫かれていました。
この映画には撃った者と撃たれた者の会話がいくつか描かれます。
不思議ですよね、コクバーンとラビーフ、マティとチェイニー、有無を言わさぬ関係性を決定づけそうなはずなのに、その二人の会話には『そのことは、まぁ置いといて』みたいな感じですすみます。
そこのところが、なんとも単純でない深みみたいなものを感じさせてくれて、追跡の旅を彩ってくれました。
どう転ぶか見当もつかない乾いた暴力は、いかにもコーエン節で、そういった雰囲気も満足な作品でした。
ほんと語り口がうまいですね。