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<ネタバレ>私はホラー映画、オカルトものというのがあまり好きではない。人を怖がらせるだけの幽霊や妖怪、お化けといったものが嫌いだからだ。
しかし、この映画にはそういったたぐいのものは出てこない。超能力を持った女の子の物語である。
最初は体育の授業シーンから何とか映画と間違えそうな雰囲気に始まり、超能力の予知はあるものの、学園もの、いじめからの脱出の方向へ向かっていく。それが最高に高まってから一転の惨事、この変化が実に見事だ。
最初の方で、ある程度の予想がつくものの、その予想を遙かに上回る大迫力、最初見た時は身体が硬直してしまうほどだった。
それが収まりかけたところで、第2、第3の惨事が続き、ラストでトドメの一撃、忘れられない映画となった。