イーストウッドに、人の生き様を見せる映画を撮らせたら右に出る .. >(続きを読む)[良:1票]
イーストウッドに、人の生き様を見せる映画を撮らせたら右に出るものはいないと思う。
この、ミリオンダラーベイビーを見た際に感じた思いが、この作品で確信となった。
イーストウッドは、どうすれば観客の胸を打つかという見せ方を知り尽くしている。
言葉にしなくても突き刺さる凄惨な事実。
ラストシーンの、言葉では表せない格好良さ。
言葉での説明が無くても"見せ方"が上手ければ、そんなことは問題ではない。
そういうことを改めて深く思い知らされた。
見せ方を知り尽くしているのは、勿論今までの経験に基づいたものだと思う。映画人として、人間としての70年以上の積み重ねが、今のイーストウッドを作っているのだから。
映画界の生きる巨匠。
願わくば、これからもずっと、彼の作った作品を見たいと思う。[良:1票]