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<ネタバレ>古沢脚本ということで期待していたんですが…フジテレビお得意の「めいっぱい豪華なキャストを集めたけど結局凡作になっちゃいました」的な作品群の範疇は超えられなかったかなー。もっとも昨年の『ジャッジ!』よりは楽しめましたが。平行に進む別々の物語が「エイプリルフールの嘘」をキーワードに結びつく…てのがコンセプトと思うのですが、あまり上手く仕上がってません。6本のストーリーに通す横串の刺し方が雑というか、感心するようなつながりになっておらず「とってつけたような」連鎖で終わってしまいます。酔ってしゃっくりを繰り返す高島政伸の刑事が、スペースノイドの話と絡まないのも残念。まあ2時間映画でノベルゲームの『街』みたいなリンクは難しそうですけどね(そうは言っても『桐島、部活やめるってよ』や『地獄でなぜ悪い』などよりは整合性を感じられました)。このキャスト陣なら、もう少し面白くできたんじゃないかという意味で、若干もったいない作品でした。