<ネタバレ> ワンシチュエーションものって、途中で飽きそうなので個人的に .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ> ワンシチュエーションものって、途中で飽きそうなので個人的には苦手かと思っていました。ところが見る映画見る映画どれもこの類は割と楽しめちゃう。実は相性が良いのかもしれません。
諸悪の根源の悪ガキ。この事件の大元の原因を作ったバートン会長。こういったメンツに報いが無いのは不満です。
浮気男は片腕を失い瀕死という重すぎる罰を受けていますし、コメディアンも最初は嫌なやつだったけど中盤以降は結構善良な人間だとわかったし、それぞれの結末は納得のいくものです。で、今回一番良識ありそうで、一番脇役感出していた太った社員が最後にみんなを救って犠牲になるっていう後味の悪さ。まあこーゆー結末も、『予想できない』とか、『変にリアル』とか、メリットもあるっちゃああるんですが。他の人たちが『助かって良かった』という安心感より、何も悪いことしていないこの人が犠牲になるっていう不快感のほうが勝っちゃいますね。
最初にエレベーターが全然出発しないのがあまりに不自然。会長とスピーカー越しにやりとりしていた警備員がばっくれるのも不自然。そんなことしたらクビになるでしょ。
浮気問題も放置。爆弾男もなんだかんだで放置。名乗り出てきたからてっきり解除の方法でも教えてくれんのかと思いましたよ。
細かいところで不満はあれど、ワンシチュエーションスリラーとしては及第点。先の読めない展開ってのは最後まで楽しめるから良いです。[良:1票]