<ネタバレ> 飲んだくれでみんなにバカにされている人間が凄腕の殺し屋。よ .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ> 飲んだくれでみんなにバカにされている人間が凄腕の殺し屋。よくあるプロットなんですが、昔から私はこーゆー『実は…』なヒーローに弱い。アウトローに憧れてしまうのはもはや男の性(サガ)かもしんない。
マフィアのボスの息子がどーしよーもないクズ。このクズのせいでみんなが殺しあうことに。ストーリーラインだけを見ると理不尽で救いようがないんですが、最後はハッピーエンドにつなげてくれるので後味は悪くありません。組織に、ボスに尽くしてきた結果、生きる意味さえ持てないかのような生活を送っているジミーが、最後は最愛の息子とその家族を守るために命を懸けることができたのだから何も思い残すことはないでしょう。
この映画で不満なのは警察の中途半端な立ち位置。
『街全部が敵だ。』みたいなことを言うので、警察の大部分がマフィアに買収されているのかと思いきや、話が進むにつれ『いや、そうでもないのか?』って感じです。少なくとも息子を拉致った二人の警官はマフィア側。でももしかするとその二人だけの可能性もあります。だとしたら息子が通報した際にまっさきに駆け付けた警官がその二人っていうのはあまりにマフィア側に都合が良すぎないだろうか。
それにしても私にとってリーアム・ニーソンはブルース・ウィリスと並んで最高にかっこいい親父ヒーローとなりました。[良:2票]