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<ネタバレ> キャストさんは知らん人ばかりでしたが、妙にリアルで凄かったです。
世の中には無名でも演技が上手い人はたくさんいるんだなと変に感心してしまいました。
まあ、なかには素人同然の人もいましたが・・・。
オープニングのDVシーンからして、妙に生々しくてリアルで、執拗。
でもこのシーンがあるからこそ、主人公が殺人ワークショップに参加するまでの説得力が生まれます。人間追い込まれて鬱屈すると、こーゆー突拍子もないものにすがりたくなる気持ちわからなくもない。
正直、このワークショップ、最初はうさんくささ100パーセントでした。インチキなんじゃなかろうかと疑って見てました。
ダンボールのナイフで刺す練習を繰り返させるだけなんて、誰でもできる。
そうではなくて、『絶対に自分がやったとばれない方法』とか『完全犯罪のやり方』とか、そーいったものをレクチャーするものだとばかり思っていたので、なんか期待と違いました。
でも反抗的な犬猫虐待サイコパス男を椅子に縛り付けて、みんなに殺させるあたりから、江野は本当にやばいやつだと認識。
ま、そこまでは結構だるいんですけどね~。1人目の犠牲者が出るあたりからもう緊張感半端ないです。
個人的に一番緊張したのは、ワークショップから女の子が逃げ出そうとするシーン。
ドアを開けるシーンでこんなにドキドキするもんかね、っていうくらいドキドキしました。
友人を自殺に追い込まれた気弱な青年、彼の復讐に全く手を貸さない江野。
でもその後の女の復讐にはなぜかがっつり手を貸す江野。
その辺はちぐはぐで統一感ないな~と、残念な感じです。