苺とチョコレート 1994年 [キューバ,メキシコ,スペイン]のtottokoさんのクチコミ・感想

社会体制がどんなであっても、おかまのひとって共通してこんな風なんだなあ、とびっくり。描かれるキューバの共産主義が、反体制の芸術家にあまり厳しく迫害しないのにほっとした。あくまでこの映画では、なのかもだけど。それにしてもゲイの彼、切ないほどに恋心の演じ方が上手い。想いをこらえての目線なんかその辺の女子より女らしく、いじらしいんだなあ。どこかで彼の恋が成就してほしい。