<ネタバレ>3Dの観賞ではなかったけれど、最先端の映像技術はひしひしと伝 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>3Dの観賞ではなかったけれど、最先端の映像技術はひしひしと伝わった。目に痛いほどにビビッドな色彩の洪水は迫力満点。造花の如き発色は好みではないけど。
キャスティングが皆ベタなほどマッチしている。オズ役のJ・フランコのニヤニヤ笑いが“すんごく軽そうな奴”だと実に上手く伝えてくれる。
ストーリーは緩み無く、セオリー通り“的確”に展開し客を飽きさせない。この場合の客は子供だけど。悪い魔女を殲滅するのではなく、追放処分でよしとするのも教育的配慮なんだろうか。しかしセオドラがダークサイドに堕ちたのは、オズの不誠実のせいなんだが。そしてサム・ライミテイストがどこにも無いな。「オズのはらわた セオドラの復讐編」なんて撮ったらディズニーにすごく怒られるんだろうなー。