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<ネタバレ>この映画を観たあと、エド・ウッドの作品にいくつか触れるといかにT・バートンがエドを愛しているかがすんごくよく分かる。なんだか崇高さまで感じて涙腺がじわじわとゆるんでくるのだった。見事に再現されたプラン9や怪物の花嫁等の作品、エドを演じるデップそしてルゴシそのものなM・ランドーも素晴らしい。みんなの、この“ダメな子(監督)”を愛おしむような視線、美しいです。情熱って大事なんだなあ。たとえガラクタみたいな映画だとしても、熱き思いというのは伝わってくるものなんだ。おそらくエドは50年早かったのだろう。半世紀近く経って、ようやくエドの熱量をキャッチできる人たちが現れ出した。ダメすぎて一周してしまったので裏返しの評価がされ始めた。やれめでたや。失意のうちに亡くなった彼の墓前に伝えたい。“人気ありますよ”って。いや、彼の狙った人気とはちょっと違うんだけども。[良:2票]