<ネタバレ>シュワちゃん版はもちろん鑑賞した上で観てきました。
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<ネタバレ>シュワちゃん版はもちろん鑑賞した上で観てきました。
全作へのオマージュがところどころに織り込まれていて面白かった(特に太ったおばちゃん)
全体的に設定はすごかったとおもいます。
高速道路の両面を走る車とか、自由自裁に動くエレベーターとか。
ただ、話はわかっているとはいえ、ちょっと物足りないイメージがありました。
シュワちゃん版の場合、最後のネタバレでコーヘイゲンとハウザーが肩を組んだVTRが流れ
「ああ、やっぱりハウザーは敵だったんだ!」という様に繋がるのですが、今作はコーヘイゲンが「ハウザーは冷酷だった」と言っているだけで「それって本当か?」という気持ちがぬぐいきれず
(「この世界は妄想なんだ」と騙そうとしたシーンがあったのでなおさら)真実味が薄れてしまったんですね。
そのお陰で、どこからどこまでは作戦だったのかまったく分かりませんでした。
あと、地球を通過するエレベータ内での攻防は色々な意味で度肝を抜かれました。
地球を17分で横断する(しかも地下を!)乗り物の外に出たら間違いなくふっとばされます。
悠長にハシゴなんて登れる訳ありません。
そういった粗を探すといくらでも出てきちゃうのですが、最後の1カットで「あ、この話はもしかして本当に夢?」と思わせてくれるので、そう考えると「これもありかな」と思えました。