ロシアで失意の生活を送るかつての楽団員たちが、まんまとパリで .. >(続きを読む)
ロシアで失意の生活を送るかつての楽団員たちが、まんまとパリでそれぞれ金儲けにいそしむさま、共産党への皮肉などいかにもロシアっぽいユーモアが各所に散りばめられていてクスリとさせられる。さらにコメディ要素だけでなく、アンドレイとアンヌ-マリー、サーシャ、レア、ギレーヌの関係といったミステリアスな要素(予想と全然違った!)もあり、ラストのチャイコフスキーのバイオリン協奏曲とともに謎が明かされていく展開にはやられた!ここは涙がほろりときたよ。脚本、演出の勝利だね。好み45/50、演出12/15、脚本13/15、演技5/10、技術8/10、合計83/100→8/10点