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<ネタバレ>『ヒルズ・ハブ・アイズ』のアレクサンドル・アジャ、『ドゥームズデイ』のニール・マーシャル、ハリウッドに招かれて撮ったこの人達の作品には、やはりこの人達が自国で撮った作品に反映されている「個性」が強烈に表れてます。この『ヘンゼル&グレーテル』にも監督サンがやりたい事がちゃんと映像に反映されていて、こういうのが大好きな僕には買い決定の作品でした。どうこう評価する程の作品ではない、と言ってしまえばお終いですけど、そこそこ質の高いB級グロ・アクションを期待して観たらど真ん中寄りのストライク、って感じですか。個人的大当たりなのはやっぱりグレーテルを演じたジェマ・アータートン。キャラの個性味付けがすんごい薄味(お兄ちゃんも)でもっと弾けててもイイのになぁ、とも思いましたがとっても魅力的(大体お顔やお身体ですけども)でした。2人に憧れる村の男の子が傷付いたグレーテルを介抱するシーンで、ベッドに横たわるグレーテルの胸元に気付いて辺りをキョロキョロ、そっ、と拭いちゃうシーンなんて堪んないシチュエーション、っすよねぇー。(←何言ってんだか)そして黒の大魔女を演じたファムケ姐さんも007の頃からお変わりなく(…?)お綺麗な女優さんです。もっとお素顔のシーンが見たかったですが。ノリとテイストに合った映像技術でほんとサクッと観れちゃいますし、女優さんにも大満足のこちらはあえて不満を付ける程真剣に観る事ないと思います。十分面白かったです。ラストに描かれた、深い森から一転、明るい荒野での一行のその後が観たいなー、と本気で思っちゃいました。[良:1票]