<ネタバレ>原作は読んでいないどころか、この映画で初めて存在を知りました .. >(続きを読む)
<ネタバレ>原作は読んでいないどころか、この映画で初めて存在を知りました。監督の名前と大作の匂いを感じて見に行ったのですが、すごい映画をみてしまいました。とにかく重い、暗い映画ではあるものの、考えさせられることの多い内容でした。苦悩の連続や拷問などもあり、もう一度みたいとは思えませんが。いつの日か気が向いたら原作を読んでみたいと思います。
日本の俳優陣たちの好演が非常に印象的(特にイッセー尾形と浅野忠信が印象に残りました)なのもありますが、邦画をみているような気がします。それだけ違和感が少なかったということでしょう(撮影は台湾だったそうですが)。格子の向こう側からのカメラワークなども印象的でした。
ラストのシーン、なぜ妻が茶碗を割ったのかがわからなかったのですが、そういうことだったのか・・・
虫の声と波の音が印象的な映画でした。