悪い奴らを揃え、ユーモラスな展開の中にも風刺と人生訓を盛り .. >(続きを読む)
悪い奴らを揃え、ユーモラスな展開の中にも風刺と人生訓を盛り込んだ娯楽作。
人間、とんとん拍子でうまくいくと思えば最後に落とし穴があったり、不満だらけの人生でも思わぬツキを呼ぶことがあったり、ラストの展開は意外性があり記憶に残る。
名匠と名優が組んで作った凡作とは思わない。むしろ肩の力を抜き、余裕をもって作った一品という印象。遠い日の少年が感じたその思いは今も変わらない。
丸メガネのカーク・ダグラスが印象的。断末魔のつぶやきは味わい深い………………訃報に接し合掌。