<ネタバレ> 聴覚障害者の生活、その家族の愛情と葛藤、友人関係や音楽を通 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 聴覚障害者の生活、その家族の愛情と葛藤、友人関係や音楽を通じた少女の成長、第1次産業で生計を立てる難しさ等々、いろいろと考えさせられる映画だった。演出はテンポよく進んで中だるみせず観やすい。
特筆すべきは聴覚障害をもつ家族と娘(コーダ)とのコミュニケーション。滑らかな手話で自然な会話になっている。
時にはユーモアやスラングも交え、意味の違う言葉をわざと教える(外国語を教える時よく使う)お馴染みのからかいさえも手話で表現されるとは面白い。本作の内容に相応しい字幕表示だったと思う。