「兄貴に変わってほしくて」・・・悪い冗談だ。
リストラ .. >(続きを読む)
「兄貴に変わってほしくて」・・・悪い冗談だ。
リストラ宣告した相手に書類を取り出そうとして鞄の鍵が合わない辺りから始まったもやもや気分が、最後のサプライズでも晴れることなく観終わった。原題通り“ゲーム”としてみれば現実感がなくてもいいが、ドッキリの爽快感やユーモアがないのは致命的。
洋画を観始めた頃、自分なりに映画の筋書きをいくつか考えた中に類似のストーリーがあったことを思い出した。当時のメモを読み返すと、主人公が策略にはまり追い詰められるが、実はすべて芝居で、策を弄した人物が精神的に病んでいるというオチまで付けた。
素人が夢想する程度の内容で2時間強のジェットコースター演出は無理がありすぎる。