銃社会アメリカの病める姿をあからさまに描く。問題の根深さを .. >(続きを読む)
銃社会アメリカの病める姿をあからさまに描く。問題の根深さを考えるうえで意義ある作品。
米国史がアニメで分かりやすく解説され参考になった。アメリカは建国以来、常に外部から不安にさらされる社会であるということ。相手は時代に応じてイギリス、先住民、奴隷、開拓者同士等。「自分の身は自分で守る」文化は西部劇等でイヤと言うほど知らされた。
テレビ報道を見る限り、国境に接する一部の地域は不法移民等の犯罪に脅かされており、一律に銃規制すれば治安悪化の懸念もあるようだ。が、銃犯罪から市民を守るためには規制を強化するしかないのだろう。
Kマートへの取材は小さな一歩で成果があったものの、強引の印象もあり問題を矮小化した感じだ。
ヘストンへの突撃取材はやや誘導尋問的な印象。ヘストンは激怒すると思ったが意外と冷静で、ごくまともな応対。むしろ多忙でもインタビューに応じる彼の態度は評価できる。むろん、事件直後のNRA集会開催は無神経と思うし銃への執着は賛同できないが・・・。
日本への言及でチラッと姿を見せる怪獣はゴジラじゃないと思う。たぶんゴルゴだ。全体的に、考証は大丈夫かな?