<ネタバレ>本屋大賞の作品は、原作は良い物が多いが、映画になるとちょっと .. >(続きを読む)
<ネタバレ>本屋大賞の作品は、原作は良い物が多いが、映画になるとちょっととというものがあったが、これは、良い脚本、キャスティングで良い映画になっている。馬締という青年は、あまりにも生真面目で、話しが苦手だが、度をこしたような粘り強さ、そうかなと思っていたらアスペルガー症候群として書かれているということで納得、そういう彼は気の遠くなる作業を綿密にやることが天職だったんですね、辞書づくりのこの過酷さ、頭が下がります。その彼を取り巻く、辞書編纂室、下宿のみんなの彼を受け入れ、変人であるが仲間として取り巻いている、おそらく正反対で社交的なオダギリジョーまで、出来すぎかもしれませんが、いい話に仕上がっています。