子供の頃に初めてテレビで観たときは、ワクワクした。
悪人ど .. >(続きを読む)
子供の頃に初めてテレビで観たときは、ワクワクした。
悪人どもに立ち向かう七人が、めちゃくちゃカッコよかった。
「やっぱり洋画が面白い!」
あの頃は、黒澤明のほうが先だなんて全然知らずに、そう思ってたっけ。
『七人の侍』を観て、改めて最近見直してみたが、比較ができてなかなか興味深い。
こちらのほうが話に深みはないが、ハリウッド仕立てらしくシンプルでエンターテイメント寄り。
『七人の侍』の重厚なイメージとは違い、風景や音楽も含めて明るいトーンを帯びてとっつきやすい。
陰鬱なシーンは省かれてユーモラスなシーンが増えている。
七人が揃う過程があまりにも簡単でありえない気はするが、その分子供でも楽しめる内容となっている。
ブロンソンと子供たちの交流が良かった。
それにしても、勢ぞろいしたスターたちがカッコよすぎる。
すっかり忘れている部分もあったが、大人になっても十分面白かった。