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<ネタバレ>オリバー・ストーン監督は政治性や思想的メッセージが強いのでちょっと苦手意識があったが、これはなかなか面白かった。
ボランティアのシスターが目をつけられて強姦後に殺害されるなど、戦争での残虐行為が描き出される。
反権力・反政府のストーン監督らしく、これに加担している祖国アメリカを厳しい目で告発しているよう。
リチャード・ボイルの実体験が基になっているので生々しい。
ただ、ドラッグ、酒、愛人、借金がまつわるボイルの生活を見ると、危険な戦場での取材が決して崇高な動機からではないのであまり好きにはなれない人物。