<ネタバレ>惜しい。途中まで面白くなりそうだったのに、終盤で台無し。
.. >(続きを読む)
<ネタバレ>惜しい。途中まで面白くなりそうだったのに、終盤で台無し。
余計な干渉ばかりしていた無神経な伯母(淡路恵子)が、突然ダンス衣装で現れたのには口あんぐり。
頑固で聞く耳を持たなかったのに、唐突に物分り良く協力的になったのは何故?
言い過ぎたのを反省したってことなんだろうけど、伯母の心境に変化があるならその流れが不自然にならないように描かないと違和感を感じてしまう。
無理やり大団円に持っていこうとしたように見える。
夫が亡き妻を偲ぶ夫婦愛にはホロッときたが、主人公と継母のエピソードがほとんどなくて母子愛への感動につながらない。
主人公の子供を産まなかった女の哀しみと、継母の子育てへの思いがもっとリンクされていれば、母子の心情も更に浮かび上がったような気もする。
映画を観てから原作を読んでみたが、小説は人物の心境が細かに書いているので把握しやすかった。