<ネタバレ>遠藤周作原作とあって雰囲気はちょっと文芸的な映画。
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<ネタバレ>遠藤周作原作とあって雰囲気はちょっと文芸的な映画。
ただ、内容はお寒いかぎり。
時折り戦後まもなくかと思うほどの古臭いセリフ回し。
演出も呆れるほど古くてダサい。
原作の設定である1950年代を平成の現代に変えたはずなのに、まるで1950年代のように感じる部分がある。
酒井美紀はかわいかったが、大学病院の誤診でハンセン病じゃなかったなんて何じゃそりゃ?
無理に時代設定を現代に変えたことであちこちで不自然な綻びが見える。
吉岡との悲恋を描きたかったのか、ハンセン病をテーマに描きたかったのか、中途半端に終わった感じ。