<ネタバレ>1960年代、高度成長期の小学六年生が主人公。
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<ネタバレ>1960年代、高度成長期の小学六年生が主人公。
夏休み中に海の家でのバイトや出会いなどさまざまな体験を通して成長する女の子の物語。
バイトの目的がレコードフレーヤーを買うためというのが時代を感じさせる。
ザ・ピーナッツの「恋のバカンス」がしばしば使われているが、小学生のひと夏の恋にはどうにも違和感が拭えない。
映画の設定と同世代の人なら、小学生と「恋のバカンス」が違和感なく受け入れられるのだろうか?
東京から帰省中の純真そうな少女が女優顔負けに別人格を演じて遊んでいたことは、主人公と同様に騙された気持ち。
なぎさが出会った体の弱い少年に自分からキスするのは、この年頃は女の子のほうがマセてるので自然だった。
その少年が溺死した事件は、今の時代なら保護者の監督問題が大きく取り上げられるところだ。
今と昔を頭の中で行き来しながら、ノスタルジーが刺激されて昭和や子供の頃を懐かしく思える作品。