ビリー・ワイルダー監督のアカデミー受賞作品。
これでハード .. >(続きを読む)
ビリー・ワイルダー監督のアカデミー受賞作品。
これでハードルが上がってしまい、ちょっと拍子抜け。
自らコントロールできないアルコール依存症の苦悩はよく描かれている。
が、何か物足りない。
大変だなぁ…とは思うが、それ以上に心を動かされるには至らない。
評判のレストランにコース料理を食べに行って、「え? それだけ?」って終わってしまった感じ。
当時はアルコール依存症を真正面から描いた初めての作品ということでインパクトを持ち、加算評価されたような気がする。
そういうことを抜きに内容だけで評価すると、今となっては色褪せてみえる。