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<ネタバレ>天才たちのどこかいびつなキャラがストーリーにうまく生かされている。
メンバーが殺されたのに推理ごっこを楽しむかのような天才たち。
ラストの自白も天才ゆえのプライドの高さをコロンボに利用されたから。
天才には悪妻が付きもの。
ソクラテス、モーツァルト、トルストイ――天才は悪妻が作るという言葉もあるように、犯人の妻も浪費家で、そのせいで横領に手を染め、挙句にバレそうになって殺人を犯すはめに。
それなのに、夫に横領の告白をされても「私、ビジネスのことは何もわからないわ」と平然と言ってのける、まさに悪妻の本領発揮。
金貨の論理パズルが面白く、類似のクイズを探して解いてみたくなる。