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<ネタバレ>本国アメリカでは大外れで、アリ・アスター監督が日本市場に最後の期待を寄せている作品。
製作費を回収するためには日本で35億売り上げる必要があり、上映規模から言っても不可能に近い数字だ。
早速見に行ったが、これは確かにアメリカでは受けまい。主人公の優柔不断さは発達障害からくる精神疾患レベルで見てて楽しくはない。
主人公であるボーがそうなった理由が母親にある事は後半に明らかになるが、そこまで緊張感が維持できるか。
中盤の劇は良くできていたが何となくウェス・アンダーソン臭もする。
これは結局のところボーの母親がいわゆる「毒親」であった事が結論だと思うが、ラストの救いのなさが更に見終わって憂鬱感を増す。
3時間の長さでこの映画をリピートして見たいという人がどのくらいいるだろうか?
少なくとも私はもう一度見たいとは今の所全く思えない。
アリ・アスター監督は「もうこのような映画は撮らない」と語ったそうだが、今回の失敗を次に活かして欲しい。[良:1票]