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<ネタバレ>1957年の西部劇『決断の3時10分』のリメイク作品。強盗団のボス(ラッセル・クロウ)と、その護送を引き受ける事になった牧場主(クリスチャン・ベール)との間に芽生えた友情を描いた映画。アクションシーンはなかなか迫力があるのだが、ストーリーやその他の部分で気になった点が多いので箇条書きで挙げていく。①.直前に腹を撃たれているのに囚人護送に乗り出す賞金稼ぎのジジイがアクティブすぎる。②.①のジジイのためにわざわざ医者(しかも獣医)が同行。③.酒場の女に欲情してる間に手下に置いていかれて一人だけ捕まるボスがドジっ子すぎる。④.序盤でボスに伏線ぽく意味ありげに殺されなかった賞金稼ぎのジジイが中盤で割と脈絡なくあっさりと殺される。⑤.④でジジイが死んでお役御免になったのにその後もなぜか付いて来てあえなく殺される医者(獣医)。⑥.命懸けでボスを助けに来たのに最近知り会ったばかりの奴(主人公)のために皆殺しにされる手下。⑦.クリスチャン・ベールの顔立ちが端正なので主人公があんまりダメ親父に見えない。⑧.強盗団の2番手の人のガンアクションが中二病っぽい。以上ここまでを要約すると、①②⑤から「ジジイと医者(獣医)が無理しすぎ」、③④⑥から「強盗団のボスが行き当たりばったりで自分勝手(手下が可哀想)」、⑦⑧から「ベールは男前で2番手は中二病」という結論になる。総評5点。で、何でこれ傑作とか言われてんの?