ソツは無いが、どこかが抜け落ちた映画。
そのどこかというの .. >(続きを読む)
ソツは無いが、どこかが抜け落ちた映画。
そのどこかというのは、多分、登場人物の性格的造形だろう。いかにもイギリス的な手触りといえばそれまでだが、人物たちは立ち位置と見た目以外のものを持たず、ストーリーを進行させるために淡々と動くのみである。
そのストーリーも、あくまで個人的な感想になるけれど、「え? この人は好きでこうなったんでしょ? じゃあいいじゃん」としか思えなかった。
演者に魅力を感じられなければツラい一本かも。