<ネタバレ>ラジオパーソナリティー (個人) とそのリスナー (その他大 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ラジオパーソナリティー (個人) とそのリスナー (その他大勢)、という構図ゆえに、リスナー側のドラマは数名に限定しなければならないのは致し方ないこと。だから、他のリスナーたちの心はどうなるよ? って言うのはなしにしたい。 ただ、そこをマイナス点にしないとしても、映像はTVレベルで特徴も無いし、点は辛め。 これが「ラジオパーソナリティー」という仕事の映画でもあるなら、実際にはDJをする時間てのは勤務中のわずかだろうし、むしろその時間以外にどんな仕事や準備をしているのだろう? というところがもっと見たかった気がする。 だから良かった点としては、真生がラジオや携帯を通してではなく、実際に函館に赴いて少年に会いに行ったこと。こういう、華やかなDJの姿ではなく、地道な努力こそ気持ちが伝わるんだ。 その函館の修道院? だろうか、ここが実によい雰囲気だった。真っ直ぐに延びる長い階段を真横に横断する道とか、まるで十字架のように見えて、とても映画性を高めているように感じた。