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<ネタバレ>テンポが良いわけではなく、思わず引き込まれるような展開があるわけでもなく、わかりやすく心が踊るようなシーンも少ない。マイケル・マンの最高傑作を見るんだ!と意気込んで見たのに、なんとも言えない消化不良。アル・パチーノのデ・ニーロの演技は良かったけど、悪党デ・ニーロがいまいち有能に見えないのが残念だった。冒頭からありえないドジを踏み倒し、小悪党に翻弄されて罠にはまるってねえ。クライマックスは人より仕事のデ・ニーロの心の成長を見せる役割は果たしているけど、彼の無能さが露呈してしまっている。ラストの手に汗握る攻防は良かったのに残念な点が多く、デ・ニーロも私も無念だよ。