少年時代から、何度観ただろうか、個々のシーンもセリフも知って .. >(続きを読む)[良:1票]
少年時代から、何度観ただろうか、個々のシーンもセリフも知っている。この映画が、いつもどこか心の中にあり続けたことは間違いない。
現代に見直して、矛盾や違和感ももちろんはっきりと感じる。それでも作品自体を否定しきれない。
あのイスカンダルへの航海から戻って、最後はこういう形で終わっていく、それが悲しくも納得出来ることが何らかの本質的な問題を持っている。
「特攻」を賛美するとかそういったことではなく、最後のメッセージのように、個々人は結局のところ他人のために生きる人生が素晴らしいのかもしれない、それをテーマとして描いたんだろう。
奇跡の代償が平凡に終わることは許されないのだろうか、いや我々が許さないだろう。
評価は個人的な感情抜きには出来ない。[良:1票]