「期待していなかったが意外と良かった」この言葉に淡い期待を抱 .. >(続きを読む)
「期待していなかったが意外と良かった」この言葉に淡い期待を抱いてようやく鑑賞しましたが、まあ、普通の映画でした。全体的にイイ人(オールデン・エアエンライク)による、無難な構成(ディズニー主導)の、普通の映画(ハン・ソロである必要性があったのか?)になってしまいました。やはり列車強盗をラストに持ってきたほうが盛り上がるし、派手にやってしまうハン・ソロらしい感じが出せたと思います。そういう観点で考えれば前作のローグ・ワンは無名の人たちにスポットが当たっており、終盤(4作目)に向けて徐々に壮大(壊滅)になっていく脚本がとてもよく練られていたと痛感します。
若きハン・ソロは意外とハン・ソロ(ハリソン・フォード)していますが、小馬鹿にしたような人を食った表情がほとんど見られず「ハン・ソロってもっとズルい人間だったろ?」感が無かったのが残念でした。また、キーラをどう料理したいのかが全く見えてこず、ストーリー的にも迷走してしまっているように見えました。この結末だと彼女のほうが大物然としてしまっていますが、この流れで続編作るとあまりにも陳腐すぎるので是非止めていただきたいものです。
全体的に脚本の練りが甘いのが致命的ですが、、SWなので少し甘めの点数です。手放しで楽しめたのはチューバッカのパートだけでした。