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<ネタバレ>これで火星に置き去りにされても大丈夫!・・・な訳ではないが
虚実入り混じった火星での事故とその対応を最新のVFXで描いている仮想ドキュメント風フィクション。
R.スコットの映像センスが本作を宇宙時代の開拓精神を描いたハイクオリティなSF(サイエンスフィクション)たらしめている。何より「プロメテウス」以上に臨場感あふれる画面が感動をも呼び起こす。
他のレビューでも指摘の通り、劇中に流れる"最低な選曲"(笑)のヒットナンバーは画面の端にタテ書き字幕で訳詩の表示を期待したが、最後までそれは成されなかった。英語力が無ければ(ある意味)監督の創作を十分に受け取れたとは言えない。
配給側がこの作品を如何に解っていないかが露呈しているようで残念極まりない。(権利関係で泣く泣く歌詞の字幕を割愛せざるを得なかったのなら失礼。)
とは言え、この評価をつける以上は鑑賞をお勧めする訳です。出来れば米国の火星探査の歴史や火星の写真など事前に知っておくと10倍楽しめます。