<ネタバレ>いるいるいるよ、何者なんだ?
淡々と進むフィルムでの映画撮 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>いるいるいるよ、何者なんだ?
淡々と進むフィルムでの映画撮影、今は無きアナログな撮影風景。雰囲気は最高ですね、撮ってる映画はあまり面白くなさそうですが。
結局監督の見たモノは何なのか、想像上の女が出て来ちゃった?それと何か元からいたのか?わからないが幽霊はいる。殺してくる。
温度や湿度まで感じられるようなどこかジメっとしたようなカラッとしたような雰囲気、ちょっと間の抜けたBGM、それに柳ユーレイの惚けた感じの監督もいいですね。
ただラストの悲鳴がちょっとニャーニャー言ってるみたいでなんともいえませんが。
ですがちょっと淡々としすぎていました、怖がらせるというよりは雰囲気を味わってほしいのかとても静かです。
山場はありますが、その後も淡々としているのでホラーとしてだけ見るとちょっとパンチの弱い作品かと思います。どちらかというと夏の静かな怪談話に近い雰囲気。
最後いろんな人間の声が入り交じって幽霊が笑う。一体なにがどうなっているのかはわかりませんが、どこか納得してしまう気がする。する?いやしないか。
どうせなら涼しい夏の夜に見たい一本でした。