<ネタバレ>90年代の近未来観とラッセル・クロウの素敵な狂気が爆発する一 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>90年代の近未来観とラッセル・クロウの素敵な狂気が爆発する一本。
仮想現実の中が舞台と思いきやほとんど現実世界、よくわからない設定も多いし、ツッコミ所も多々ある、それにキレやすい主人公はあまり好きにはなれない…でも敵がいい。
仮想空間の中で育ち、アンドロイドとして現実に飛び出して来た人ならざるモノ。そんな奴が暴れ回る、しかも丈夫だ。そして饒舌。顔はハンサム。こんな奴が目立つためにありとあらゆる悪さをするんだから目が離せない。
しかしまぁなぜ開発者はアイツをアンドロイドにしたのか、なぜいきなりパイプ持って暴れ回ったりするのか…もしかしたら奴の二枚舌にまんまとダマされたのかもしれない。
想像した以上のSF設定とスピード感ある展開、そしてラッセル・クロウの笑顔に楽しませていただきました。
にしても冒頭の仮想空間は結構イイセンスしてましたね。