<ネタバレ>期待は上回らず。父と娘・息子(特に娘)との愛情が十分に描きき .. >(続きを読む)[良:2票]
<ネタバレ>期待は上回らず。父と娘・息子(特に娘)との愛情が十分に描ききれていないので、宇宙に旅立つ直前、クーパーが車中で流す涙に感情移入することができない。最後は「父と娘の数十年ぶりの再会」というヒューマンで落とすのなら、もう少し日々の過程を十分に時間をかけてほしかった。また、クーパーのミッションに対する使命感が強いのは感じられるのだが、その使命感を支えるに足りる十分な動機もない。宇宙に出てからの展開は、正直長くて退屈した。見どころとしては、相対性理論をベースとした惑星での時間の経過、CASEやTARSといった愉快なロボット、息子から送られてくるメッセージ、など。興味深くSFの楽しさを味わえるのだが、冗長なイメージを多くのシーンで抱いてしまった。[良:2票]