<ネタバレ>非常に余韻が残った。
実在した一人の数学者の人生に、これほ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>非常に余韻が残った。
実在した一人の数学者の人生に、これほどまでに感動し、勇気づけられるとは思わず。
統合失調症を患った主人公を支える妻の献身が際立つ。また、彼がそんな自分自身を受け入れる様子からは、物事に打ち勝つ強さを感じた。
静かな物語なのだが、特に中盤以降、真実が明らかになるにつれて味わう「やられた」感も好き。
映画の終盤に近い、式典のシーンで主人公がスピーチを終えた瞬間、どっと感動の涙が溢れてきた。心が洗われる作品だった。